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リアル調査第29回:マッサージにどのくらいの痛みを求めますか?

リアル調査

どの位の痛さを求める?程よい強さのマッサージとは? 肩こりや腰痛でお悩みの方はたくさんいらっしゃいますよね。身体の痛さに耐えられなくなったら、マッサージのお世話になるという方も少なくないでしょう。ただ、一口にマッサージといっても、施術方法はさまざまです。痛みのほとんどないソフトタッチのマッサージから、痛さを伴う押しの強さが売りのマッサージまで多種多彩といえます。今回はどのような強さのマッサージが好まれているのかを調べてみました。

【質問】
マッサージにどのくらいの痛みを求めますか?(単一回答)
【回答結果】
適度な痛みがある方がいい:35人 ちょっと痛むくらいがちょうどいい:35人 腰もみ:13人 症状が治るならいくらでも:13人 痛い施術は受けたくない:17人
【有効回答数】
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マッサージを受けるなら多少の痛みは欲しい!?

アンケートの結果、「適度な痛みがある方がいい」「ちょっと痛むくらいがちょうどいい」とそれぞれ答えた方が同数で、最も多い回答となりました。

◆痛みがあるほうが効果的だと思うので、ある程度の痛みは我慢できます(50代/女性/専業主婦)

◆我慢できるくらいの痛みで効果があるなら問題ないと思っています(30代/男性/契約派遣社員)

◆マッサージではちょっと痛むくらいがちょうどいいです。固まっている筋肉がほぐれていく感じがします(30代/男性/会社員)

◆全く痛みがないというとイメージ的に「効き目がない」という風に感じますし、痛みがありながらも気持ちいいというマッサージがいいと思います(50代/男性/会社員)

どちらの答えも、多少の痛みがあった方が効果的だと考えているという意見が目立ちました。激痛は嫌だけど、我慢できるくらいの痛みは効いている感じがする、という方は適度な痛みを好む傾向があります。また、全く痛みがないのは物足りない、気持ちいい程度の痛みがほしいという方はちょっとの痛みをチョイスしがち。痛みを効果的と捉えるか、気持ちよさを重視するかで、微妙に意見が分かれたといえるでしょう。

絶対に痛みを避けたい人は2割弱。

次いで多かったのは、「痛い施術は受けたくない」で、もっとも少なかったのは、「症状が治るならいくらでも」でした。

◆痛いと恐怖心が募りますから、心地よいマッサージをお願いしたいです(40代/女性/自由業・フリーランス)

◆特に手は場所を選ばすに手軽にマッサージできるし、顔を見ながら話しながらやれるからです(40代/男性/会社員)

◆痛みには強い方なので、治るなら痛くても構わない。むしろ痛いほうが効いている気がします(40代/女性/専業主婦)

◆酷い肩こりに悩まされています。カチンカチンです。本当に硬いのでこれをほぐすには、生ぬるいやり方ではよくならないと思います(50代/女性/専業主婦)

◆足ツボ屋さんでもらった、足裏のツボの図が家にあります。見ながらマッサージしたら盛り上がりそうだと思いました(30代/女性/自営業(個人事業主))

「痛い施術は受けたくない」という方は、痛い施術は逆効果であると感じているようです。もみ返しが心配という意見も多く見受けられました。「逆に治るならいくらでも」と答えた方は、痛いくらいでないと効かない、痛みがさほど気にならないと考える傾向にあるようです。 痛みに強いか弱いかという個人差と、効果的なマッサージをどのようにイメージしているかによって、求めるマッサージも真逆になるようですね。

マッサージの強さはほどよくが多数派。

今回のアンケート結果から、合わせて7割の方がある程度の痛みを求めていることがわかりました。痛いのは嫌だという方は2割弱と今回のアンケートでは少数派のようです。治るならいくらでもかまわないという男前な意見の方も1割程度いました。

全体的に、マッサージにはある程度の痛みがつきもの、多少痛い方が気持ちいいし、効果がありそうというイメージが一般的であることがわかります。一方、痛みは逆効果と考える方はソフトな施術を好むようです。また、治るならいくらでもと答えた方には、痛みがないとほぐせないという重症の肩こりをお持ちの方も。それぞれの症状の強さによっても、マッサージに期待する強さが変わることがうかがえます。

<調査概要>

    • ■調査地域:全国
      • ■調査対象:年齢不問・男女
        • ■有効回答数:100サンプル
        • ■調査実施期間:2015年8月19日~2015年8月22日