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リアル調査第30回:信頼の置けるセラピスト・整体師はどんな人?

リアル調査

信頼できる整体師・セラピストの人物像に迫ります 全国の男女100人を対象に「信頼できる整体師・セラピストとは?」というアンケート調査を行いました。マッサージは自分の身体を触れられるだけに、信頼の置けるセラピストや治療家の人に施術を任せたいものですよね。反対に整体師・セラピスト側からしても、どのような対応をすることによって患者様の信頼を得られるのかという点を把握しておきたいものですよね。

【質問】
信頼の置けるセラピスト・整体師はどんな人?(単一回答)
【回答結果】
施術の腕が良い人:55人 カウンセリングを徹底してくれる人:33人 多くのお客様から指名を受けている人:10人 ネットや口コミでの評判が高い人:2人
【有効回答数】
100サンプル

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一番回答の多かった「施術の腕がいい」とは?

調査の結果、「施術の腕がいい人こそ信頼できる!」と答えた方が半数を超える55人という結果となりました。マッサージは身体の不調を取りのぞくことが目的であり、施術の腕がもっとも重視されるのも納得といえますよね。

◆出産後 実家から自宅に戻り一人で初子育てに奮闘しているときに施術してもらったお店がドンピシャでした。腕腕腕、それもシンプルな質問で患部をさぐりあてる 神様のようなお爺さんでした(50代/女性/自由業・フリーランス)

◆どんな指名が多くても、腕がよくて通ってよかったと思える人ではないと、お金を払う意味がありません(20代/女性/自由業・フリーランス)

◆口ばかりうまくても、腕が確かなでなければあまり施術を受ける意味がないと思います(50代/女性/無職)

◆施術を受けるために通うので、腕のいい人であってほしいと考えるのは当然だと思います。その上で、施術を受ける側がリラックスできる雰囲気づくりのできる方なら、長く通うことになると思います(30代/男性/自営業(個人事業主))

初めにあるように簡単な問診で見事あてるような神様のような技術を備えた年配の施術者の方もいるそうです。そういう高い技術を持った施術者は人気が高いのもうなずけますよね。

中には「技術さえあればトークはいらない!」という方もおり、やはり整体師・セラピストの腕の良さは一番重要なポイントのようです。いくら価格がお手頃でも、雰囲気がよくても施術後に身体が痛くなった……なんてことがあると「二度と行くか!」と考えてしまいがち。いかにすっきりと過ごせるか、数日後の身体の様子はどうかなどの項目も重要ですよね。

続いて多かったのは「カウンセリングが充実しているか」

一番人気だった技術面もそうですがやはり、どれだけ自分のことをいかに考えてくれているか、理解してくれるかというのも重要ポイントとなります。

◆身体の状態を聞き、毎回それに合った治療をしてくれたり世間話や困りごとを聞いてくれたりと心から信頼できる人に治療をしてもらっています(20代/女性/会社員)

◆言葉による信頼感を得られれば、それだけで擬似的な効果があると思います。心理的に安心して施術を受けられる点も大きいです(30代/男性/自営業(個人事業主))

◆カウンセリングが大切だと思います。その人の習慣によるゆがみや癖がわかれば解決策になると思います(30代/女性/パートアルバイト)

◆いきなり始まるより、事前に話を聞いてくれる方が安心できます。丁寧な感じがするし、施術も受けやすいです(20代/女性/専業主婦)

カウンセリングを重視してほしいという声に関しては、特に女性からの意見が多かったようです。やはり自分のことをきちんと理解してほしいという思いが強いのでしょうか? コミュニケーションを十分に取ったうえで施術を希望する人が多い傾向にありました。

回答にもあるように事前に話をしてくれた方が安心できるとの声も上がっているので、技術面も大切ですが一切説明なしでスタート! ということは望んでいない方が多いようです。丁寧な説明や自分が今どんな状態かを明確にしてくれるとしたら、安心して施術を任せることができそうですねよね。

患者様の信頼をつかむことは大変難しいことです

今回のアンケート結果から、合わせて7割の方がある程度の痛みを求めていることがわかりました。痛いのは嫌だという方は2割弱と今回のアンケートでは少数派のようです。治るならいくらでもかまわないという意見の方も1割程度いました。

上位の回答以外では、「指名が多い人」や「口コミでの評価」という意見も少なからず挙がっていました。やはり一般的な人気についても見過ごせないポイントであることがわかります。技術、トーク、人気のどの項目も重要ですが、それをひっくるめていかに患者様に信頼してもらうということがセラピストや治療家に求められる要素であるといえます。その人に合った施術をすることは難しいことですが、セラピストや治療家として働くうえでは、常に向き合っていかなければならない問題であるともいえるでしょう。

<調査概要>

    • ■調査地域:全国
      • ■調査対象:年齢不問・男女
        • ■有効回答数:100サンプル
        • ■調査実施期間:2015年8月19日~2015年8月22日