いくつかの企業に面接へ行き、内定を受けたら、できる限り早く入社するかどうかの返事をするのは基本です。ただ、第一志望の企業の結果がまだだったり、内定を受けた中から検討したかったりと、一旦保留させてほしいこともあります。
ほとんどの企業はきちんとした対応すれば返事を待ってくれますが、保留期間は３日程度と考えておいてください。求人を出しているということは、人手が足りなく、すぐにでも人材が欲しいという企業がほとんどです。もし１週間以上待ってほしいとお願いするとしたら、内定を取り消されるケースもあるかもしれないと覚悟をしてから交渉をしましょう。
また、辞退の意思を伝えることは早ければ早いほど良いので、仮にまだ内定かどうかの連絡を受ける前でも入社する意思がない場合は早くその意思を伝えましょう。辞退の連絡が遅くなったために他の応募者を断ってしまった等でトラブルが起きる可能性も否めません。辞退の連絡は早めに誠意を持って伝えるようにしましょう。
内定を保留にしたい場合
保留の場合は、入社意思があるように伝え、謙虚にお願いする姿勢を見せるようにします。
内定を保留にしたい場合のサンプル文
「内定を頂きました○○と申します。この度はご検討頂き誠にありがとうございました。すぐにでも入社の意思をお伝えすべきなのですが、もう少し検討させて頂きたく、誠に勝手なことで恐縮でございますが○日（具体的な日にちを伝えた方がベスト）まで返事を待って頂いても宜しいでしょうか。」
内定を辞退したい場合
辞退理由は漠然としたもので大丈夫ですが、先方から理由をきかれた場合は、「他社に決めました。」ということは問題ないですが、条件面等の詳細の良し悪しで判断したなど失礼に値することを言うことは避けましょう。
内定を辞退したい場合のサンプル文
「内定を頂きました○○と申します。この度はご検討頂き誠にありがとうございました。大変申し訳ございませんが、いろいろと検討し内定を辞退させて頂くことに致しました。御社にご迷惑をお掛けすることとなり申し訳ございませんが何卒宜しくお願い申し上げます。」
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