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できるだけ早く連絡を!面接に遅刻する・面接の日程を変更してもらいたい場合のマナー

転職ノウハウ

面接に遅刻する

面接の際は、定刻の10分前までには到着しておきたいところです。しかし、予期せぬアクシデントによって遅刻してしまったり、日程変更の必要が出て来たりすることもあるでしょう。 今回はやむを得ず面接に遅刻する際や、面接の日程を変更してもらいたい場合のマナーについてご紹介します。いざという時のためのマナーをあらかじめ身に付けておきましょう。

遅刻しないための配慮が大前提

面接時間を待つくらいの余裕

面接は基本的に遅刻が許されない場です。早め早めの行動を心掛け、絶対に遅刻をしないようにしましょう。乗る電車が遅延してしまう可能性を考慮し、余裕を持って家を出るくらいの心構えが必要です。また、初めてその企業や店舗を訪れる場合は、道に迷ってしまうことも想定しておきましょう。 早めに着いて近くのカフェでゆったりと面接時間を待つくらいの余裕を持って行動してください。

できるだけ具体的な連絡を入れる

具体的な連絡を入れる

遅刻が確定した際には、焦らずできる限りの対処をしましょう。 例えば、人身事故によって電車が大幅に遅延している場合、まずは落ち着いて現状を把握することが大切です。運転再開の見込みがある場合は、あと何分後に電車が到着するかを確認し、どの程度遅れそうなのか予測を立てた上で連絡を入れましょう。 「いつ着けるか分かりません」などと言っても、先方は対処のしようがありません。 採用担当者は多忙な中、スケジュールを立てて面接を行なっています。相手が見通しを立てやすいよう、できるだけ具体的な情報を伝えましょう。

遅刻の連絡は簡潔に

遅刻の連絡の際、細か過ぎる情報は不要です。「何線の何駅で人身事故が起きてしまい、何時何分に次の電車が到着すると思います」「他の路線に振り替えることもできますが、このまま待っていた方が良さそうな気がして」などと延々と続く話は、忙しい採用担当者にとって迷惑でしかありません。 「電車の遅延により、到着が何時何分になってしまいそうです。申し訳ございません。」と、簡潔に分かりやすく説明しましょう。必要な情報だけを伝えれば、その後の対応は採用担当者側から指示してくれるはずです。

お詫びの気持ちをしっかりと伝える

遅刻して面接に到着したら、迷惑を掛けたことに対するお詫びの気持ちを必ず伝えましょう。事前に電話を入れたからといって何も言わないことは、社会人としてのマナーに反しています。採用担当者はもちろん、面接に関わる全ての方に対してきちんと謝罪の言葉を述べてください。 もしもグループ面接などに遅れた場合は、採用担当者だけでなく他の面接者たちにも一言お詫びをしましょう。全ての人に分け隔てなく、誠実な謝罪の意思を見せることがイメージ回復につながることもあります。

日程変更を希望する場合のマナー

電車の遅延程度であれば、時間をずらして当日中に面接を受けられるケースがほとんどです。しかし、やむを得ない事情で面接日を変更してもらわなければならないケースもあるでしょう。そのような場合は早期に連絡を入れ、都合が悪くなってしまったことを伝えてください。そして、もしも可能であれば面接の日程を変更して欲しいとお願いしましょう。今回のことをお詫びした上で、どうしても面接を受けたい思いを伝えてください。電話をかける際にはすぐにスケジュールの確認ができるよう、手元に手帳を用意しておきましょう。 なお、変更後のスケジュールは企業側に合わせることが常識です。間違っても「私はこの日とこの日でしたら空いています」などと自分の都合を押し付けないようにしてください。

おわりに

今回は、面接に遅刻する・面接の日程を変更してもらいたい場合のマナーについてご紹介しました。 面接における遅刻は、取り返しの付かないイメージダウンであると考えている方は多いようです。しかし、数十分の遅刻であればほとんど気にしないという企業もたくさんあります。 大切なことは、遅刻は早めに申し出ること、そして誠実に謝罪することです。誠実な姿勢を見せられれば、イメージダウンを避けられる可能性は十分にあるでしょう。