年々外国人観光客が増え、英語の他に中国語や韓国語などさまざまな言語が飛び交っています。2020年の東京オリンピックへ向け、さらに増加傾向となり、日本が賑やかになっていきます。リラクゼーション業界も他人ごとではありません。2016年に【美ンバウンド】という言葉が誕生し、美容・リラクゼーション業界がどんどん盛り上がっています。
今回はなぜ、日本の美容・リラクゼーション業界の人気が高まったのかを簡単にご紹介します。
美ンバウンドとは…？
美ンバウンドとは、【美容】と、訪日外国人観光客を意味する【インバウント】を掛け合わせた造語です。【モノ】の消費から日本でしかできない【コト】への消費へと代わり、爆買いから日本でしかできない体験・経験をする人達が増えてきています。
なぜこんなに注目されているの？
現在は国籍・男女問わず注目されていますが、元はアジア圏の女性が日本の美に注目したことが始まりです。注目されている理由は、【品質の良さ】【技術の高さ】【日本ブランドへの信頼感】が主な理由で、来日経験のあるアジア圏の女性にアンケートを採った結果、美容大国の韓国やフランスを抜き『美容で憧れる国』の1位に選ばれています。
世界遺産より人気?! 変化している来日目的
日本には素敵な世界遺産がたくさんありますが、驚くことに世界遺産観光よりサロン・美容室へ行ってみたいというアンケート結果も出ているそうです。お買い物だけではなく、日本の質の高いマッサージや美容鍼、ネイルやカット・カラーをわざわざ受けるために来日する方も年々増加しているようです。
都内のネイルサロンや美容室のSNSを覗いてみると『台湾から来たお客様』『アメリカから来たお客様』はもちろん、なかには『海外からのお客様、2回目の来店です！』といった投稿があり、一度だけではなくリピーターとなっているケースもあるようでした。
これからますます盛り上がっていく美容・リラクゼーション業界。『少し英語が話せたらな…』と思う方は多いのではないでしょうか？ 次回は、施術時に使える簡単なフレーズをいくつかご紹介します。