お客様に対して『すみません』はOK?ワンランク上の接客を心がけよう!

お知らせ
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謝罪・感謝・呼びかけ・依頼…どんなシーンにでも万能な『すみません』。
使い勝手が良いので、無意識のうちに相手やシーンを選ばずに使ってしまう方は多いのではないでしょうか?

今回は『すみません』の使い方について簡単にご紹介します。

『すみません』は接客中に使用していいの?

答えはNGです。

『すみません』は、漢字にすると『済みません』となり『済む』という動詞からきています。
本来やるべき仕事等を完了させる(済ませる)ことが出来なかったときに『すみませんでした』と使用するのが正しい使い方です。
謝罪をする際は『申し訳ございませんでした(ありませんでした)』『失礼いたしました』を使用しましょう。

※混同される『すいません』は話し言葉です。
会話の中で使用する分には問題ないのですが、文面や上司・お客様に使用するのは失礼にあたります。
相手にマイナスな印象を与えてしまうので要注意です。

『ごめんなさい』なら使ってもいいの?

『すみません』と似た意味の『ごめんなさい』も社会人のマナーとして、使用しない方が良いでしょう。

漢字にすると『御免なさい』となり、相手に謝罪よりも許しをもらうというような意味合いがあります。
誠実さにかけてしまいますので、接客中やビジネスシーンでの『ごめんなさい』は使わないようにしましょう。

『すみません』『ごめんなさい』のいずれも、仲の良いスタッフ間で使用する分には問題ありませんが、お客様や目上の人に対しての使用は適していません。
何のためらいもなく『すみません』や『ごめんない』という言葉を使用していると、相手に幼稚な印象を与えてしまいます。
自分自身だけではなく、お店のイメージにも繋がりますので、常に意識して会話する事をオススメします。

これからは人の手ではなく機械が主流になっていくと言われていますが、人の手でしか得られない満足感や幸福感があります。
セラピストのみなさんは、セラピストというお仕事に誇りを持ってこれからもお仕事を続けてくださいね。

様々な場面で『すみません』と使いがちですが
感謝の気持ちを伝える際は『ありがとうございます』、何かを依頼する際は『恐れ入りますが』『恐縮ですが』を使用し、ワンランク上の会話を心がけましょう。