リラクゼーション業界ではよく聞く【お客様から疲れや邪気をもらってしまう】という話。 今回は、なぜそういった現象が起きるのか、なってしまった時の対処法を簡単にご紹介します。
【疲れや邪気をもらってしまう】とはどういうことなのか
身体が疲れているお客様の他にも、メンタルが弱っているお客様もサロンにはたくさんいらっしゃいます。 そういったお客様の『疲れ』や『邪気』を身体に触れる事により、自分自身がもらってしまう体質の方がいるそうです。 人間には『気』が巡っており、『気』の流れが良いと身体も精神状態も良く元気でいられますが、『気』の巡りが滞り『邪気』が蔓延していると身体・心に不調が出てきてしまいます。 少しスピリチュアル的な要素もありますが『良い気』も『邪気』も人から人へと巡っていくと言われています。
どんな症状がでるの?
【身体がだるくなる】【頭痛がする】【胃がムカムカする】【めまいがする】など、人によって症状は様々。 施術中に突然体調が悪くなって吐き気がしたり、ベッドで休んでいてそのまま起き上がる事もできないぐらい重い症状で悩んでいる人もいるそうです。 もちろん全ての人に当てはまるわけではありません。 上記の症状に該当しない人やこれからこの業界を目指す方は、あまり気にしすぎないようにしましょう。
対処法をご紹介
(1)粗塩を身につける塩は邪気を祓うといわれています。 真っ白な布などに粗塩を小さじ1杯くらい包み、こぼれないように小さな袋に入れて、制服の胸ポケットにいれてみましょう。
(2)お客様に同情しすぎないお客様に寄り添ったカウンセリングや施術は大事ですが、あまり深部の感情レベルまで同情しすぎない事をオススメします。 気持ちや感情に【同情】するのではなく【共感】するよう意識を変えてみましょう。
(3)施術後はすぐに手を洗う身体の左側から邪気が入ると言われているので、まずは左手から流水に10秒ほどあて、その後、粗塩で両手を洗います。 タオルは共同のものではなく、自身のタオルや使い切りのペーパータオルで拭き取るようにしましょう。
(4)自分自身の体調や技術も見直してみましょうセラピスト自身が疲れていたり、気持ちに余裕がなかったりすると上手く施術ができず気持ちが沈んでしまいます。 体調管理を徹底する事も疲れをもらわない対処法の一つです。
セラピストはお客様へのトリートメントの時の心身の状態にも注意を払わないといけませんが、人を癒す事ができるやりがいのある職業です。 全ての人に当てはまるわけではないのですが、疲れやすさを感じた時は一度、しっかりと身体を休め疲れや邪気を取り除きましょう。