【脱水症状】=【夏】【屋外】 そんなイメージをお持ちではないでしょうか。 実は、夏より冬の脱水症状の方が危険と言われています。 冬の脱水症状は夏と違い、自覚のないまま脱水が進んでしまうことから【かくれ脱水】と呼ばれることもあります。 今回は知らず知らずのうちになるかもしれない冬の【脱水症状】についてご紹介します。
主な原因と予防法!
(1)空気の乾燥 暖房機器をつけることで、乾燥している空気がより一層乾燥し、皮膚・粘膜・呼気から無自覚のうちに水分が失われていきます。 室内にいるときはなるべく加湿器を使い、50~60%前後の湿度を保つようにしましょう。 加湿器がない場合は、濡れタオルを干したり、観葉植物をおき、水をあげる事も湿度アップに繋がります。 こまめに窓を開けて喚起を行う事も室内の乾燥を防ぐことになりますので、定期的に換気をしましょう。 (2)水分摂取量の減少 夏は意識している事もあり、水分・塩分補給を頻繁に行いますが、冬は汗をかくことが少ないため水分補給を怠りがちです。 水分を取っていなくても寒さでトイレに行く回数が増え、体内から水分はどんどん排出されていきます。 冬になると温かいコーヒーや日本茶など、利尿作用の強いカフェインを多く含んだ飲み物を飲みたくなると思いますが、カフェインを多く含む飲み物は、身体から排出される水分量を多くしてしまいます。 水やカフェインの含まれていない飲み物で水分補給をするようにしましょう。 食事以外に脱水症状を予防するために必要な水分量は『1日1.5リットル以上』と言われています。 コップ1杯の水を1日に7.8回に分けて飲むようにしましょう。(※ノンカフェインのお茶やスポーツドリンク・経口補水液でもOK) (3)ウイルス感染症によるもの 冬になるとインフルエンザ・ノロウイルス・感染症胃腸炎にかかる確率がグンと高まります。 これらの症状は発熱の他、下痢や嘔吐などの症状を伴うため、急速に身体から水分が失われていきます。 しっかりと身体を休める・免疫力をつける・乾燥を防ぐなどをして、ウイルスからの感染症を防ぎましょう。
見逃さないで!脱水症状のサイン!
・手先などの皮膚がカサカサする ・口内が粘る ・身体がだるくなり活力が低下する ・めまいや立ち眩みが起こる(※症状がかなり進行している危険な場合もあり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自分自身の予防がお店全体へと繋がり、結果売上などにも繋がっていきます。 『冬だから大丈夫!』と油断せず【水分補給】【湿度管理】をしっかりとし、倒れないよう予防していきましょう!