イライラしやすい人必見!怒りのコントロールスキルを身につけよう!≪2≫

お知らせ
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前回に引き続き『アンガーマネジメント』についてご紹介します。
今回は、自分の怒りのタイプがわかる診断方法とタイプ別の怒りの対処法を簡単にご紹介しますので、チェックしてみてください。

診断方法

怒りのタイプは大きくわけて6つあります。
12個の質問に1~6点までの点数をつけることで自分の怒りのタイプを知ることができます。
以下の通りに点数をつけてみてください。

≪点数≫
全くそう思わない:1点
そう思わない:2点
どちらかというとそう思わない:3点
どちらかというとそう思う4点
そう思う:5点
すごくそう思う:6点

では、紙とペンを準備して診断してみましょう!

≪質問≫
Q1.世の中には尊重すべき規律があり、人はそれに従うべきだ
Q2.ものごとは納得いくまで突き進めたい
Q3.自分に自信があるほうだ
Q4.人の気持ちを誤解してしまうことがよくある
Q5.簡単には解決できない強いコンプレックスがある
Q6.リーダー的な役割が自分には合っていると思う
Q7.たとえば小さい不正でも見逃されるべきではない
Q8.好き嫌いがハッキリしている
Q9.自分はもっと評価されてもいいと思う
Q10.自分で決めたルールを大切にしている
Q11.人の言うことを素直に聞くことが苦手だ
Q12.言いたいことはハッキリと主張するべきだ

下記の質問の組み合わせで点数を合計してみてください。
最も点数が高かったところがあなたの怒りのタイプです。
(同じ点数がいくつかあった場合は、どちらの性質も持っている可能性があると言われています。)

(1)Q1+Q7の合計点が一番高い:公明正大タイプ
(2)Q2+Q8の合計点が一番高い:博学多才タイプ
(3)Q3+Q8の合計点が一番高い:威風堂々タイプ
(4)Q4+Q10の合計点が一番高い:外柔内剛タイプ
(5)Q5+Q11の合計点が一番高い:用心堅固タイプ
(6)Q6+Q12の合計点が一番高い:天真爛漫タイプ

(1)公明正大タイプ
正義感が強く、道徳心も高いので他人から頼りにされるタイプ。
道徳心が高く規律を大切にするタイプなので、周りのちょっとした不正も許せないところが短所と言えます。
見なくて良いものは見ない、正しさにこだわらない、相手の考えを受け入れるという寛容さを身につけることで怒りを和らげることができます。

(2)博学多才タイプ
利己心や向上心が高く、完璧を追求し困難な状況になっても物事をやり遂げようとするタイプ。
しかし、完璧主義が災いし、自分にも他人にも厳しくなりがちなので、優柔不断な人や考え方が違う人に対して怒りを感じることが多いと言われています。
白黒ハッキリつけず、価値観の違う人に対する視野を広げていくといいでしょう。

(3)威風堂々タイプ
自分に自信をもち、リーダー的素質を兼ね備えるタイプ。
プライドが高く思い描いていたように物事が進まなかったり、自分への評価が低いと怒り・ストレスを感じてしまいます。
謙虚になる、意見と批判を区別する、他人の言動に振り回されない、このようなことに気をつければ、怒りを感じる場面を減らすことができるでしょう。

(4)外柔内剛タイプ
一見穏やかそうに見えますが、確固たる自分の意思を持っているタイプ。
自分自身の信条を持っているため、それに合わない事を行うことがストレスの原因となり、些細なことでも怒りが沸きあがってきます。
自分の信条を緩やかにすることで、他人への怒りを軽減することができるでしょう。

(5)用心堅固タイプ
真面目な性格で物事を自分自身で客観的に判断することができるタイプ。
慎重に行動するため、冒険は好みませんが周りに頼ることが苦手なため、そういった場面でストレスを溜めてしまいます。
他人にレッテルを張りがちなため、レッテルを貼らず、時には周りを頼ることも心掛けましょう。

(6)天真爛漫タイプ
自分の気持ちを正直に伝えることができ、行動力もあるため、人から羨ましがられる存在であることも多いタイプ。
しかし、素直すぎるがゆえに空気を読むことが苦手なので、制限がかかる状況にいると不満やストレスを感じてしまいます。
時には慎重になり、周りに目を向けるなどして、他者とのかかわり合い方に注意しましょう。

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自分の怒りのタイプを知る事で、怒りを感じる原因やシチュエーションを避けることができます。
自分と相手の考え方やこだわりの強さを知っていると『許せない』『合わない』と感じる気持ちを軽減することができ、相手を受け入れることもできるようになります。

次回も引き続き『アンガーマネジメント』についてご紹介します。
無駄なストレスを溜めない、怒りを上手くコントロールするためのテクニックをお伝えします。

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