アロマキャンドルはお部屋をロマンティックに演出するだけではなく、香りや炎のゆらぎなどによる癒し効果も期待できます。アロマキャンドルを使用することで日々の疲れを癒し、活き活きとした毎日を過ごせるでしょう。 ここではアロマキャンドルの癒し効果とおすすめの使い方をご紹介します。
アロマキャンドルについて
アロマキャンドルは、手軽にアロマテラピーを楽しむ方法の1つです。 また、アロマキャンドルにはさまざまな色や形があるため、アロマテラピーだけではなくインテリアとしても人気があります。 1個100円以下のものから高級なものまで、種類によって値段は異なりますが、比較的簡単に手に入る点も魅力的です。
アロマキャンドルには、キャンドルホルダーが必要なものと不要なものがあります。 キャンドルホルダー付きのキャンドルは火の灯し方が容易であるため、手軽に楽しみたい方におすすめです。 最近では、自分の好きな容器に水を入れてキャンドルを浮かべることができる、水に浮くタイプも人気があります。炎が水に反射することにより、普段とは違う雰囲気が楽しめるでしょう。 ガラスの容器に入れて楽しんだり、お風呂に浮かべてロマンティックなバスタイムを演出したりすることもおすすめです。
なぜキャンドルで癒されるのか
炎のゆらぎ
キャンドルの炎のゆらぎには、「1/fゆらぎ」と呼ばれる効果があります。 「1/fゆらぎ」とは、星のまたたき、木漏れ日、波の音、川のせせらぎ、そよ風などの自然現象に含まれている一定のリズムのことで、このリズムは心臓の鼓動に近いためリラックスできるといわれています。 また、炎には空間を浄化して生命力や波動を高めてくれる力があるため、神社や教会ではよく炎が灯されているのです。
マイナスイオンの発生
キャンドルが燃焼する際に、微量の水分から疲労感や不眠、ストレス解消効果があるマイナスイオンが発生して部屋中に広がります。 このとき発生するマイナスイオンは20000個/cmといわれており、滝から発生する3500~5000個/cmよりも多い点が特徴です。
また、アロマキャンドルを1時間使用した際に脳が感じる癒し効果は1時間分のスパに相当するともいわれています。仕事が忙しくてなかなかスパなどに行けない方や、休日は自宅で過ごす方にも、アロマキャンドルの使用はおすすめです。
正しいアロマキャンドルの使い方
アロマキャンドルには正しい使用方法があります。より効果的なアロマテラピーを楽しむために、正しい使用方法を覚えて使いましょう。
- 火の付け方
- 新しいキャンドルを使う際には、表面のロウがすべて溶けるまで火をつけておきます。 キャンドルは最初に溶かした部分しか溶けないため、全体のロウが溶けないと最後には溶け残りの部分が生じ、キャンドルが最後まで綺麗に燃えてくれません。
- 灯りの調節
- キャンドルを綺麗に燃やすためには、芯の調節も不可欠です。ハサミを使用して、適切だとされる0.5cm~0.6cm程度に調節しましょう。芯は、真っ直ぐ立っている状態が理想的です。 また、炎のゆらぎが動く・一定ではない場合などは、芯が長すぎる可能性があります。空気の動きが小さい場所で確認しましょう。
- 火の消し方
- 多くの方は火を消す際、息を吹きかけて消すかもしれません。 しかし、以下の手順が正しい火の消し方とされているため、参考にしてください。
- 1.ピンセットで摘んで消す
- 2.次に使用するときにすぐ火をつけられるように、ピンセットで芯を真っ直ぐ立てる
おわりに
今回は、アロマキャンドルの効果と使い方についてご紹介しました。 好みの香りや形をしたキャンドルを購入して火をつけるだけで、自分だけのリラックス・タイムの完成です。 香りを楽しみながら家事や読書をしたり、キャンドルの炎を見つめながら音楽を聴いたりしてみてはいかがでしょうか?寝る前には火を消し、余韻を楽しみながらゆっくり休んでください。