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観葉植物や森林浴でリラックスしよう!植物の持つ癒し効果とは

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観葉植物や森林浴でリラックス

ストレス社会と呼ばれる現代。毎日お疲れモードの方が多いのではないでしょうか?仕事や育児に毎日大忙しの中、「癒されたい!」と思っている方は少なくないはず。時には都会の喧騒や日々の忙しさから抜け出して、リラックスしてみましょう。
そこで今回は、観葉植物や森林浴の癒し効果をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

観葉植物の癒し効果とは

観葉植物の癒し効果

観葉植物には、主に4つの癒し効果があると考えられます。

【1】マイナスイオン
皆さんもよくご存知のマイナスイオンですが、観葉植物からも発生しています。マイナスイオンは心拍を安定させたり血圧を下げたりと、健康に良い影響を与えてくれます。

【2】湿度調整
植物には「蒸散」という、葉の水分を空気中に排出する働きがあります。この働きは、夏は空気中の熱を奪い、冬は乾燥した空気に適度な潤いを与えてくれます。

【3】目の疲れの緩和や心を落ち着かせる
植物の色である「緑」には、目の疲れを緩和してくれる働きがあります。その他にも、緑色には気持ちを穏やかにし、心をリラックスさせてくれる効果も。

【4】香り
植物からは「フィトンチッド」と呼ばれる香り成分が出ています。「森林浴」の癒し効果を説明する際によく出てくる言葉ですが、もちろん鑑賞用の観葉植物も発散しています。
フィトンチッドには、心をリラックスさせる効果だけでなく、カビやバクテリアの発生を抑制する効果もあります。

初心者におすすめの観葉植物


観葉植物は、「毎日のお世話が大変」「お世話してもすぐに枯れてしまう」など、少し敷居が高く感じてしまいますよね。
ここでは初心者の方に向けた観葉植物の選び方と、おすすめの観葉植物をご紹介します。

まず、植物を選ぶポイントは5つあります。
1.水やりを忘れてもすぐに枯れない
2.寒さに耐性がある
3.日陰に耐える
4.成長を楽しむことができる
5.手に入れやすい

シェフレラ・アルボリコラ
耐陰性、耐寒性、耐暑性があり、乾燥に強く、気温0度まで耐えることができます。育てやすさに定評があり、昔から親しまれている品種です。

フィカス・エラスティカ・デコラ
別名をマルバインドゴムノキといいます。天然ゴムが採れるゴムノキのことです。さまざまな環境に耐える強さを持っている、育てやすい品種です。

ガジュマル
沖縄などに自生していることでも有名です。乾燥には少し弱い面がありますが、意外にも耐寒性があります。タコの足のような姿から「多幸(たこう)の木」と呼ばれ、縁起物としても人気があります。

 

森林浴の癒し効果


 

森林浴の癒し効果

森林浴をするためには森に行かなければならないと思われがちですが、公園や神社などの木々が多い場所に出かけるのもおすすめです。
森林浴には主に以下の3つの癒し効果があると考えられます。

【1】マイナスイオン/フィトンチッド
観葉植物でご紹介したように、植物はマイナスイオン、フィトンチッドを発生させています。木々に囲まれるとこれらを全身に受けることができます。
新緑の季節である5月は、森林にマイナスイオンとフィトンチッドが満ちているため、特に気持ちよく感じられることでしょう。

【2】心を落ち着かせる
前述のように、緑色やフィトンチッドには心を落ち着かせリラックスさせる効果があります。木々に囲まれると爽やかな空気に包まれ、独特の木の香りがしますよね。この香りがフィトンチッドです。
また、小鳥のさえずりや風に木の葉が揺れる音、小川のせせらぎなどの自然の音に現れる「f分の1ゆらぎ」には、癒し効果やリラックス効果があります。

【3】日光浴
日光を浴びると体の中でビタミンDが作られます。ビタミンDは、骨粗しょう症の予防、風邪などのウィルスからの抵抗力をつける働きがあります。
しかし、強い日差しのもとで大量の紫外線を浴びてしまうと、かえって体に不調が出てしまう恐れがあります。森であれば木が大半の日光を遮ってくれるため、ちょうど良い木漏れ日の中で日光浴を楽しむことができるでしょう。

おわりに

日常生活に植物を取り入れることで身も心も癒され、より充実した毎日を送る手助けになることでしょう。
疲れたな、と感じた週末には少し足をのばして、ピクニックやハイキングに出かけてリフレッシュするのも良いですね。