今回は、「ホームページでお客様の通る道を作る」というお話です。
ホームページを作るときに考えなくてはいけないのは、お客様の通る道をどう作るかです。
SEO対策やリスティング広告よりも、これはずっと大事なことです。
意外なことかもしれませんが、お客様の通る道を作っているホームページは少ないようです。
通り道がちゃんとできていないと、お客様はスグに違うホームページに移ってしまったり、ブラウザを閉じてしまったりしますから、ちゃんと道を作ってあげないといけないんです。
ホームページの道「リンク」をうまく作る
では、その「道」とは何でしょうか? それは、「リンク」です。ホームページは上から下へ読み進めるものです。
そして下まで読み進めたその先(ページの最下部)に、道を作ります。
それが、次に読んでほしいページへのリンクです。
たとえば、スタッフ紹介のページがあったとします。
おそらく、スタッフ紹介のページを見ている人の頭の中は「どんな人が治療(施術)してくれるのかな?」になっています。
そしてスタッフの顔やプロフィールを読んだあとは、「どんな症状に対応しているんだろう?」とか、「料金はいくらなんだろう?」、「どこにある治療院・サロンなんだろう?」と思っているのではないでしょうか。
そこで、スタッフ紹介のページの下のほうには、施術内容のページや、料金のページ、そして、地図や来院方法のページへのリンクがなければいけません。
そして、そのページの下には、「予約」ページへのリンクがなければいけないわけです。
そのまま予約ができる「予約」ページへのリンクがあれば、ゴールまでの道があることになりますね。
予約が電話の場合は、電話番号や受付時間が大きく書かれていなければいけませんし、予約なしでもいい場合は、その旨を明記して、「気軽にお越しください!」と書いておきます。
「リンクはサイドバー(左や右)にあるから」とか、「上の方にリンクがあるから」なんて言っていては、いつまでたってもお客様は増えません。
ホームページには、お客様が通る道を作ってあげるのが大切だということを、ぜひ忘れないでいてください。
お客様が、そのページを見ている時に、何を考えていて、次にどんな情報が欲しいのかを考えてみてください。きっと、うまく「道」が作れますよ!