たるみやむくみのないすっきりとした小顔は女性の憧れですよね。知らずのうちに進行しているたるみやむくみは、顔の印象を左右するだけでなく、そのまま放っておくと脂肪に変わることがあります。そのような状態を回避するためにも、定期的にマッサージを行いましょう。 今回は、自宅で簡単にできる小顔マッサージの方法をご紹介します。
基本のリンパマッサージ
塩分の過剰摂取や運動不足などによってリンパの流れが滞ったり、老廃物がたまったりすると、むくみやたるみを引き起こす恐れがあります。 顔のたるみやむくみを解消するためには、リンパマッサージが効果的です。ここでは、基本的な顔のリンパマッサージの方法をご紹介します。 なお、リンパマッサージを行う際は摩擦で肌を傷付けないように必ずマッサージオイルを使用してください。
- リンパマッサージ方法
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- マッサージオイルを手のひらで温める
- 人差し指と中指で顎を挟み、顎の手前から耳にかけてマッサージする(10回ずつ)
- 手を広げ、親指の腹の部分で口角から小鼻の横まで頬を引き上げる(5回ずつ)
- 親指の腹の部分で、小鼻の横から頬骨の下、こめかみに向かってマッサージする(5回ずつ)
- 人差し指と中指で眉を挟み、眉頭から眉尻にかけてマッサージする(5回ずつ)
- 拳を握り、第二関節を使用して顎の裏からデコルテにかけてリンパを流す(10回ずつ)
- 耳裏から首筋、肩にかけて、手のひらで優しくさする(10回ずつ)
- 最後に、デコルテのくぼみに指を入れ、内側から外側にかけてマッサージする(10回ずつ)
リンパマッサージはたるみやむくみに効果があるだけでなく、血行も良くなるためくすみの解消にも効果が期待できます。 リンパマッサージを行う際は、体が温まっている入浴後に行うと良いでしょう。また、マッサージの前にコップ1杯の水を飲むとより代謝が良くなります。
小顔効果に期待できる耳たぶ回し
耳たぶ回しというマッサージ方法をご存じでしょうか?耳たぶ回しは短時間で簡単に行うことができるマッサージ方法です。 耳はリンパが集中している部分であるため、耳たぶ回しで耳を刺激することによってリンパの流れを促す効果が期待できます。
- 耳たぶ回しの方法
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- 親指と人差し指で耳たぶを挟み、後ろにクルクル回す(4回ずつ)
- 手のひらで顔の内側から外側に向けて優しくなでる(4回ずつ)
- (1)を繰り返す
- 顎を左右に動かす(4往復)
- 顎を前に突き出す(4回ずつ)
- 口を大きく開ける(1回)
- 肩甲骨で肩を引っ張るように、腕を後ろに引く(4回ずつ)
- (7)の状態のまま腕を後ろに回す(4回×8セット)
耳たぶ回しは座っている状態でもできますが、仰向けに寝ている状態で行うとより効果的です。耳たぶ回しを1日1回行うことで、リフトアップや顔のゆがみの解消にも効果が期待できます。
たるみやむくみに効果的なツボ押しマッサージ
ここでは、顔のたるみやむくみの解消に期待できるツボ押しマッサージをご紹介します。
- 【四白(しはく)】
- 瞳の真下のくぼんでいる部分から指1本分下がったところにある「四白」と呼ばれるツボは、顔のむくみに効果があると言われています。 人差し指の腹を使用して、少し上に向かうように優しく押しましょう。 四白はむくみだけでなく、顔の血行を促す効果もあるため透明感のある肌を目指すことができます。
- 【百会(ひゃくえ)】
- 両耳から垂直に線をのばしたときに、頭のてっぺんでぶつかる部分にある「百会」は、顔のたるみに効果があると言われています。 親指の腹を使用して、気持ちが良いと感じる力で押しましょう。頭のリンパの流れを促すことによって、フェイスラインのリフトアップ効果に期待できます。
おわりに
顔のたるみやむくみを解消するためには、リンパの流れや血流を良くすることが大切です。むくむやたるみを慢性化させないためにも、定期的にマッサージを行いましょう。 今回ご紹介した小顔マッサージの方法は手軽に行うことができるため、普段のスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。