転職活動中に困らないために、転職を決意してから実行すべきこと!

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転職準備

 「転職したいな~」と、考えている方は多いのではないでしょうか。本格的な転職活動に入る前に実行して損はない、安心して転職活動に励める方法をご紹介します。

在職中に転職活動を開始する

 精神面・金銭面のことを考えると、在籍中の転職活動・内定獲得がオススメ。退職をし、落ち着いてから転職活動を開始したいという方は、空いた時間や休日を利用し、履歴書を少しずつ進めておきましょう。
 正社員はもちろん、フルタイムで働くアルバイトや業務委託も早めの行動が吉。しかし、契約期間が定められているアルバイトや業務委託契約の場合は、契約時に交わした「労働条件通知書(または雇用契約書)」に明記されている「自己都合退職の場合の届け出期間」を守りましょう。契約期間満了時に申し出るのはNGです。契約期間内の退職も可能なのは、「やむを得ない事由」があり、同意が得られた場合です。きちんと確認した上で転職活動を開始するようにしましょう。

転職の期間を決めておく

 3ヵ月、6ヵ月、1年以内…いつまでに転職をするのか、ざっくりでいいので期間を決めておくといいでしょう。期間を決めることで、時間だけが無駄に過ぎてしまい、転職できなかった…ということを避けることがでます。平均3~6ヵ月で次のお仕事が決まる方が多いようなので、目安にしてみてはいかがでしょうか。

貯金をしておく

 転職活動中は意外と出費が多く、お金がかかります。お仕事が決まったとしても、余裕を持った生活をするのには少し時間がかかると考えた方がいいでしょう。まずは、お弁当や飲み物の持参・コンビニでのちょっとしたお買い物を控えるなど、小さいところから無理なく節約していきましょう
 転職先が決まる前に退職する予定の方は、半年から1年程度暮らしていける生活費と、転職活動用のお金を貯めておくと安心です。

※アルバイトや業務委託の注意点※

 契約期間に定めのない正社員は、よっぽどのことがない限り会社側は契約を打ち切ることができません。しかし、有期契約労働者のアルバイトや業務委託の場合は、それまで問題なく契約を更新してきたのに突然契約の更新がストップするという場合もあります。
 通常の会社であれば30日前に事前予告がありますが、なかには知識のない経営者もおり、トラブルに発展する場合もあります。不安な方は、契約期間1ヵ月前に担当者に確認することをオススメします。

まとめ

 会社や雇用形態により、退職を申し出るタイミングなど契約内容は異なります。「転職をしよう!」との気持ちが固まったらまず、入社時にサインをした雇用契約書の『契約期間』『契約更新の有無』『いつまでに退職日を申告するか』を確認するようにしましょう。
 焦ったり妥協して行う転職活動に良いことはありません。焦って入社を決め、ギャップが生じて退職…そうなってしまうと、これまでの時間が無駄に感じられてしまいますよね。安心して転職活動・就業ができるよう下準備をして転職活動を行いましょう!